Google フォームの条件分岐でできないとき チェックボックスや複数の条件で出し分ける

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目次(7つの節)
  1. 01Google フォームの分岐の仕組み
  2. 02条件分岐で行き詰まりやすい3つの場面
  3. 03LEXORA Forms の表示条件
  4. 04チェックボックスの答えで設問を出し分ける手順
  5. 05複数の条件・まとめての出し分け
  6. 06出し分けで気をつけること
  7. 07まとめ

「Google フォーム 条件分岐 できない」「Google フォーム 条件分岐 チェックボックス」「Google フォーム 分岐 複数」と検索した方は、答えによって次の質問を変えたいのに、思ったとおりに設定できずに困っているのだと思います。Google フォームの分岐は「答えによって次に進むセクション(ページ)を変える」仕組みなので、チェックボックスの質問や、2つの答えの組み合わせで出し分けたいときに行き詰まりやすくなります。

この記事では、Google フォームの分岐でできることを公式のヘルプをもとに整理し、Google フォームのままで足りる場面を先に書きます。そのうえで、チェックボックスの答えや複数の条件で、同じページの中の設問を出したり隠したりする方法として、LEXORA Forms の表示条件の手順と、出し分けで気をつけることを説明します。

Google フォームの分岐の仕組み

答えによって、次に進むセクションを変えます

Google フォームでは、フォームをセクションに区切り、質問の右下のメニューから「回答に応じてセクションに移動」を選ぶと、選んだ答えごとに次に進むセクションを決められます。移動先に「フォームを送信」を選べば、その答えの人はそこで回答を終えます。セクションの下で、次に進むセクションを決めておくこともできます。

公式のヘルプによると、この設定を使えるのは多肢選択式とプルダウンの質問だけです。「はい」「いいえ」のように1つだけ選ぶ質問で、答えごとに別のページへ案内する、という使い方に向いています。

条件分岐で行き詰まりやすい3つの場面

チェックボックスの答えで分岐したい

「ご興味のある講座(複数選べます)」のようなチェックボックスの質問では、ヘルプの書き方のとおり、答えに応じたセクションの移動を設定できません。「個別相談を選んだ人にだけ、希望の日時を聞きたい」といった場面で困るのはこのためです。質問を「個別相談を希望しますか」という多肢選択式に分けて、別に聞き直す方法がよく使われます。

2つの答えを組み合わせて出し分けたい

「会場で参加する、かつ懇親会にも出る人にだけ、食物アレルギーを聞く」のように、2つの質問の答えを組み合わせる場合です。公式のヘルプには、1つの質問の答えで移動先を決める手順はありますが、複数の質問の答えを組み合わせて移動先を決める方法の説明は見当たりませんでした(当社調べ)。セクションを細かく分けて、移動の順番を工夫して組むことになり、質問が増えるほど設定の見直しが大変になります。

同じページの中で、1問だけ出したい

分岐の単位はセクションなので、追加で1問だけ聞きたいときも、その1問のためのセクションを作ってページを移ることになります。回答する人から見ると、1問だけのページが挟まり、フォームが長く感じられます。

LEXORA Forms の表示条件

LEXORA Forms の答えに応じて設問を出し分けは、ページを移るのではなく、同じページの中で設問を出したり隠したりする仕組みです。条件を付けた設問は、条件に合う答えを選んだ瞬間に、その場に現れます。無料プランを含むすべてのプランで使えます。

Google フォームの分岐と LEXORA Forms の表示条件
Google フォームの分岐LEXORA Forms の表示条件
切り替わるもの次に進むセクション(ページ)同じページの中の設問・グループ枠
条件にできる質問多肢選択式・プルダウン選択肢の設問(複数チェックを含む)、短文入力・メールアドレスなどの入力の設問
条件の数1つの質問の答えで移動先を決める1つの設問に10個まで。「すべての条件を満たすとき」か「いずれかの条件を満たすとき」かを選べる
答えで途中で送信させるできる(「フォームを送信」)まだありません

条件の種類は、「が次と等しい」「が次と等しくない」「が次を含む」「が未回答」「が回答済み」の5つです(選択肢の設問では「が次を含む」は出ません)。複数チェックの質問で「が次と等しい」を選ぶと、「その選択肢を選んでいる」という意味になります。ほかの選択肢を一緒に選んでいても条件に合います。

チェックボックスの答えで設問を出し分ける手順

  1. 1

    LEXORA Forms に登録する

    メールアドレスか Google アカウントで登録します。クレジットカードは要りません。回答する人の登録やログインは要りません。
  2. 2

    テンプレートか白紙からフォームを作る

    出欠確認フォームは「出席」を選んだ人と「欠席」を選んだ人で、続く設問が変わるように最初から表示条件が入っています。どう設定されているかを見てから自分のフォームを作ると、仕組みがつかみやすくなります。新しいフォームは非公開(下書き)で作られるので、作っている途中に回答が届くことはありません。
  3. 3

    条件のもとになる設問を置く

    「/」から「複数チェック」を選び、「ご興味のある講座」のように質問文と選択肢を書きます。選択肢はカードの上で直接入力し、Enter で次の選択肢を足せます。
  4. 4

    出し分けたい設問を選び、表示条件を付ける

    その下に「ご希望の日時」などの設問を置いて選ぶと、設定パネルに「表示条件」が出ます。「条件を追加」を押し、条件にする設問に「ご興味のある講座」、条件の種類に「が次と等しい」、値に「個別相談」を選びます。
  5. 5

    プレビューで確かめてから公開する

    上部のバーの「プレビュー」で、個別相談にチェックを入れたり外したりして、設問が出たり消えたりするかを確かめます。よければ「公開する」を押し、「共有」の画面から URL や QR コードを取り出して配ります。

複数の条件・まとめての出し分け

2つの答えを組み合わせる

条件を2つ付けると、組み合わせ方を選べるようになります。「会場で参加する、かつ懇親会にも出る人にだけ食物アレルギーを聞く」なら、「参加方法」が「会場で参加」と、「懇親会」が「参加する」の2つの条件を付けて、「すべての条件を満たすとき」を選びます。「電話か訪問を希望した人に住所や電話番号を聞く」のように、どれか1つに当てはまればよいときは「いずれかの条件を満たすとき」を選びます。

関係する設問を、グループ枠でまとめて出す

「オンラインで参加する人にだけ、配信の案内と、URL を受け取るアドレスの確認を出す」のように、出し分けたい設問や文章がいくつもあるときは、「/」から「グループ枠」を置いて設問をその中に入れ、枠に表示条件を付けます。1問ずつ同じ条件を付けずに済み、あとで条件を変えるときも1か所で直せます。セミナー・イベント申込フォームは、「オンラインで参加」を選んだ人にだけ、この枠が出るようになっています。

入力の設問の答えを条件にする

選択肢の設問だけでなく、短文入力などの答えも条件にできます。たとえば「会社名・団体名」に「が回答済み」の条件を付けると、会社名を書いた人にだけ「部署名」の欄を出せます。お問い合わせフォームのように、お問い合わせの種類によって聞くことを変える受付にも使えます。

出し分けで気をつけること

  • 隠れた設問の答えは送られません。一度答えたあとで選び直して隠れた設問の答えは、捨ててから送信します。必須の設問も、隠れているあいだは答えなくて構いません。「欠席」を選び直した人の、出席の人向けの答えが残ってしまうことはありません
  • ページは飛ばしません。表示条件は設問を出したり隠したりするもので、Google フォームのように答えによって別のページへ移るものではありません。ページ区切りのあとに、条件を付けた設問だけのページを作ると、条件に合わない人には中身のないページが出ます。出し分けたい設問は、もとになる設問と同じページの中に置いてください
  • 住所とファイルのアップロード(Light プラン)の設問は、条件にできません。条件にできるのは、選択肢の設問と、短文入力・メールアドレス・数値などの入力の設問です。住所やファイルの設問そのものに表示条件を付けて、出し分けることはできます
  • 答えによって途中で送信させたり、別のページへ移したりする機能はまだありません。参加しない人をそこで終わらせたいときは、参加しない人向けの設問をグループ枠でまとめて出し、そのまま「送信する」を押してもらう形にします。ページ単位で道筋を大きく分けたいフォームは、Google フォームのほうが向いています

まとめ

Google フォームの分岐は、多肢選択式やプルダウンの1つの答えで、次に進むページを切り替える仕組みです。シンプルな分かれ道なら Google フォームで十分です。チェックボックスの答えや、2つの答えの組み合わせで、同じページの中の設問を出し分けたいときは、LEXORA Forms の表示条件を使うと、設定の画面で条件を選ぶだけで組めます。

Google フォームの内容は2026年10月31日時点の当社調べです(Google の公式ヘルプ「回答に応じて質問を表示する」による)。Google フォームは機能が増えることがあるので、最新の状態は公式のヘルプでご確認ください。

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