MW WP Form の開発停止で乗り換えるとき 代わりの選び方と移す手順

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目次(6つの節)
  1. 01MW WP Form の今の状態(公式の案内)
  2. 02乗り換える前に、今のフォームで使っている機能を書き出す
  3. 03乗り換え先は2つの方向から選ぶ
  4. 04WordPress のページに LEXORA Forms のフォームを貼る手順
  5. 05置き換えたあとに変わること
  6. 06気をつけたいこと・向かない場面

WordPress のお問い合わせフォームに MW WP Form を使っていて、「mw wp form 開発終了」「mw wp form 代替」と検索した方に向けた記事です。公式サイトでは、開発が脆弱性の対応を除いて止まっていることと、ほかのプラグインへの乗り換えを考えてほしいことが案内されています。

この記事では、MW WP Form の今の状態を公式の情報で整理したうえで、乗り換える前に確かめておくこと、乗り換え先の2つの方向、WordPress のページに LEXORA Forms のフォームを貼って置き換える手順を説明します。どちらの方向が合うかを決められるよう、向かない場面も書きました。

MW WP Form の今の状態(公式の案内)

2026年10月29日に、公式サイトと WordPress.org のプラグインのページで次のことを確かめました。

  • 開発は脆弱性の対応を除いて止まっています。公式サイトには、WordPress が更新されるたびに動作を確かめることはしないこと、ほかのプラグインへの乗り換えを考えてほしいことが書かれています
  • 2023年9月に、メンテナンスの担当が作者から別の会社に引き継がれました。WordPress.org のページにも、今は必要最低限のメンテナンスの更新だけを出していると書かれています
  • 更新は今も出ています。確かめた時点の最新は 5.1.8(2026年9月27日に更新)で、5.1 系の更新の多くはセキュリティの修正です。一方、動作を確かめた WordPress の版は 6.4 までと表示されています
  • ファイル・画像の添付の機能は、削除の予定が告知されています。公式の GitHub のソースでは、[mwform_file] と [mwform_image] を使ったフォームがあると、管理画面に「5.2 で削除する(2026年中に出す予定)」という通知が出るようになっています

乗り換える前に、今のフォームで使っている機能を書き出す

MW WP Form は、確認画面・問い合わせの保存・グラフなど、機能の多いプラグインです。乗り換え先で足りないものがないよう、フォームの編集画面を開いて、使っている機能に印を付けておきます。

MW WP Form でよく使われる機能と、LEXORA Forms で当たるもの
MW WP Form で使っている機能LEXORA Forms で当たるもの
確認画面受付設定の「送信前の確認画面」(無料プランから)
問い合わせデータの保存回答は自動で保存され、一覧で読める(設定は要らない)
問い合わせデータの CSVCSV のダウンロード(Excel 向けの Shift_JIS と UTF-8 から選べる)
保存したデータのグラフ回答の画面の「集計」(選択肢や評価の設問をグラフで)
管理者宛メール通知設定の「あなたへの回答通知」(届くのは登録したメールアドレスだけ)
自動返信メール通知設定の自動返信(無料プランは決まった文面、文面を書くのは Light プラン)
ファイル・画像の添付ファイルのアップロードの設問(Light プラン)
入力のチェック(必須・メールアドレスの形など)設問の種類と「必須」の設定で確かめる

保存していた問い合わせは、先に CSV で書き出す

問い合わせデータの保存を使っていた場合は、問い合わせデータの一覧にある CSV のダウンロードのボタンで、これまでの問い合わせを書き出しておきます(MW WP Form の CSV は、既定では Excel で開きやすい Shift_JIS で出ます)。プラグインを止めたり消したりする前に済ませておきましょう。LEXORA Forms には、これまでの問い合わせを取り込む機能はありません。

管理者宛メールの宛先を確かめる

MW WP Form では、管理者宛メールの宛先を自由に決められます。LEXORA Forms の新しい回答のお知らせは登録したメールアドレスにだけ届くので、複数の担当者に送っていた場合は、転送するかGoogle スプレッドシートへの自動の追記をみんなで見るなど、受け取り方を決め直します。

乗り換え先は2つの方向から選ぶ

乗り換え先は、大きく分けて「ほかの WordPress のプラグイン」と「外のフォームをページに貼る」の2つです。どちらが良いかは、サイトの運用をだれがどこまで見るかで変わります。

乗り換え先の2つの方向
ほかのプラグイン(Contact Form 7 など)外のフォームを貼る(LEXORA Forms など)
フォームの見た目サイトのデザインに合わせやすい枠(iframe)の中に出る。色・角の丸み・書体(3種類)は合わせられる
メールの送信サーバーのメールの設定しだいで、届かないときは自分で調べるフォームのサービスが送る
プラグインの更新自分で当て続けるフォームの分は要らない(WordPress 本体の更新は続く)
問い合わせの保存先自分のサーバー(保存できるかはプラグインによる)フォームのサービスのサーバー
費用無料のプラグインが多いサービスによる(LEXORA Forms は無料で始められる)

サイトをデザインまで細かく作り込んでいて、サーバーの管理にも慣れている方は、ほかのプラグインに移るほうが自然です。プラグインごとにできることが違うので、上で書き出した機能の表と照らして選びます。メールの設定やプラグインの更新に手をかけたくない方は、外のフォームを貼る方向が向いています。

WordPress のページに LEXORA Forms のフォームを貼る手順

  1. 1

    書き出した項目でフォームを作る

    メールアドレスか Google アカウントで登録し、お問い合わせフォームのテンプレートから作ると、名前・メールアドレス・内容などの項目が最初から入っています。MW WP Form のフォームに合わせて、設問を足したり消したりします。
  2. 2

    確認画面と通知を設定し、公開する

    確認画面を出していた場合は、上部のバーの「受付設定」で送信前の確認画面をオンにします。「通知設定」で新しい回答のお知らせと自動返信メールをオンにしたら、「公開する」を押します(新しいフォームは非公開で作られます)。
  3. 3

    「共有」の画面で埋め込みのコードをコピーする

    「ホームページに埋め込む」の「高さを自動で合わせる(おすすめ)」のコードをコピーします。
  4. 4

    MW WP Form のショートコードと入れ替える

    お問い合わせのページを編集し、MW WP Form のショートコード([mwform_formkey key="…"] の形)を消して、その場所に「カスタム HTML」のブロックを置き、コピーしたコードを貼ります。ページを更新したら、公開中のページから1件送り、お知らせと自動返信が届くことを確かめます。
  5. 5

    問題がなければ、MW WP Form を停止する

    ほかのページで MW WP Form のフォームを使っていないことと、保存していた問い合わせを書き出したことを確かめてから、プラグインの画面で停止します。使わないプラグインを残さないほうが、管理の手間が減ります。

置き換えたあとに変わること

  • 問い合わせは設定なしで残ります。回答の一覧で読め、回答ごとに対応状況とメモを付けられます。CSVは MW WP Form と同じく Excel で開きやすい形(Shift_JIS)でも出せます
  • グラフは回答の画面の「集計」で見られます。集計とグラフは選択肢や評価の設問を数えるもので、グラフは画像で保存できます
  • いたずらの送信は自動で防ぎます。いたずら送信のブロックが最初から入っているので、reCAPTCHA などのキーを用意する必要はありません
  • 住所の入力や設問の出し分けも、プラグインなしで使えます。郵便番号からの住所の自動入力と、答えに応じた設問の出し分けは無料プランから使えます
  • ファイルの添付は Light プランで使えます。ファイルのアップロードは1ファイル5MBまでで、回答する人のログインは要りません

気をつけたいこと・向かない場面

  • サイトとまったく同じ見た目にはなりません。フォームは枠の中に表示されます。色・角の丸み・書体(ゴシック・明朝・丸ゴシックから)はデザインで合わせられますが、サイトと同じ書体や細かな飾りまでそろえたい場合はプラグインのほうが向いています
  • 問い合わせは LEXORA Forms のサーバーに保存されます。自分のサーバーの中だけで問い合わせを扱いたい場合は、この方法は合いません
  • 無料プランでは、フォームに LEXORA の表示が入ります。消せるのは Light プランからです(LEXORA の表示)
  • 無料プランには上限があります。フォームは5個まで、回答はアカウント全体で月100件までです。詳しくは料金プランをご覧ください

資料の申し込みを受けていたなら資料請求フォーム、相談の受付なら無料相談の申込フォームからも始められます。

MW WP Form の内容は2026年10月29日時点の当社調べです(MW WP Form の公式サイト、WordPress.org の「MW WP Form」のプラグインのページ、公式の GitHub のリポジトリ web-soudan/mw-wp-form のソースによる)。WordPress の管理画面の表記は、版や言語の設定によって異なることがあります。

この記事で使えるテンプレート

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