Google フォームから乗り換えるときの手順と、できることの違い
公開 更新
「住所を毎回すべて手で打ってもらうのが申し訳ない」「申し込んだ人に、受付の控えをきちんとしたメールで送りたい」「定員になったら自動で締め切りたい」。 Google フォームで受付をしていて、こうした理由から別のフォームを探している方に向けて、LEXORA Forms に乗り換える手順と、乗り換えて変わること・変わらないことをまとめました。
先にお伝えすると、社内のアンケートや小テストのように、今の Google フォームで困っていないなら無理に乗り換える必要はありません。 お客様から申込・予約・問い合わせを受け付けるフォームで、上のような困りごとがあるときに検討してみてください。
乗り換える前に知っておきたいこと
- Google フォームの中身を自動で取り込む機能はありません。設問は作り直します。本文で「/」を押して設問の種類を選んでいく形なので、同じフォームを手早く組み立て直せます。
- これまでの回答は Google フォームの側に残ります。LEXORA Forms に届くのは、公開したあとの新しい回答からです。過去の回答が必要なら、Google フォームの回答の画面からスプレッドシートや CSV に保存しておきましょう。
- 無料プランには上限があります。フォームは5個まで、回答はアカウント全体で月100件までです(登録した日から1か月ごとに数えます)。 上限の8割と上限に達したときにメールでお知らせし、上限に達すると次の期間まで受付が止まります。Google フォームは無料で使えるので、回答がとても多いフォームは料金プランと見比べて決めてください。
乗り換えの手順
- 1
今のフォームの中身を書き出す
質問文・選択肢・必須かどうか・回答によってセクションを分けているところを、メモに書き出します。選択肢は1行に1つずつ書いておくと、あとで複数行をまとめて貼り付けるだけで1行ずつ選択肢になります。 - 2
LEXORA Forms に登録する
メールアドレスか Google アカウントで登録します。クレジットカードは要りません。 - 3
テンプレートか白紙から作る
近い用途のテンプレートがあれば、そこから始めると設問・完了ページ・テーマまで入った状態で作れます(この記事の最後に、乗り換えでよく使うものを並べました)。 新しいフォームは非公開(下書き)で作られるので、作っている途中に回答が届くことはありません。 - 4
設問を置き、分岐を置き換える
下の対応表を見ながら設問を置きます。回答によってセクションを分けていたところは、表示条件に置き換えます(後の節で説明します)。 - 5
通知・自動返信・スプレッドシートを設定する
フォームの「通知設定」で、回答が届いたお知らせと回答者への自動返信を、「連携」で Google スプレッドシートへの追記を設定します。 - 6
プレビューで確かめて公開し、案内を差し替える
プレビューで入力を試してから「公開する」を押します。ホームページのリンクや埋め込み、チラシの QR コードを新しいフォームのものに差し替えます。 - 7
Google フォームの受付を止める
古いフォームに回答が届き続けると、受付が2か所に分かれてしまいます。Google フォームの「回答を受け付ける」をオフにしておきましょう。
設問の種類の対応表
Google フォームでよく使う設問は、ほとんどそのまま置き換えられます。LEXORA Forms の設問の種類は次のとおりです。
| Google フォーム | LEXORA Forms |
|---|---|
| 記述式 | 短文入力(メールアドレス・電話番号・URL・数値は、それぞれ専用の種類があります) |
| 段落 | 長文入力 |
| ラジオボタン | 単一選択 |
| チェックボックス | 複数チェック(選べる数の上限・下限を決められます) |
| プルダウン | プルダウン(複数選べる「複数選択プルダウン」もあります) |
| 均等目盛 | 段階評価(両端に「不満」「満足」などの言葉を添えられます) |
| 評価 | 評価(星。星の数は3〜10) |
| 日付・時刻 | 日付・時刻 |
| 設定の「メールアドレスを収集する」 | メールアドレスの設問(自動返信の宛先に選べます) |
| 住所(記述式で代用) | 住所(郵便番号から都道府県・市区町村・町域を自動で入力) |
| ファイルのアップロード | ありません |
| 選択式(グリッド)・チェックボックス(グリッド) | ありません(行ごとに単一選択や複数チェックの設問に分けます) |
「回答に応じてセクションに移動」の置き換え方
Google フォームでは、選んだ答えによって次に進むセクションを変えて分岐させます。LEXORA Forms では、設問やグループに表示条件を付けて、条件に合うときだけ表示します。たとえば「ご来店は初めてですか?」で「はい」を選んだ人にだけ聞きたい設問をグループにまとめ、そのグループに「はい のとき表示」の条件を付けます。
条件は複数を「すべて満たす」「いずれかを満たす」で組み合わせられ、プランによる数の制限はありません(無料プランでも使えます)。 表示されなかった設問に入力があっても、その値は送信されません。なお、回答によって別のページへ飛ばす形はまだありません。分岐の多いフォームは、ページを分けるより1ページの中で出し分けるほうが作りやすくなります。
乗り換えて変わること
住所と全角の入力
住所の設問を置くと、回答者が郵便番号を入れるだけで都道府県・市区町村・町域が入り、番地を書き足すだけで済みます(郵便番号から住所を自動入力。無料プランで使えます)。電話番号やメールアドレス・数値・郵便番号が全角で入力されても、半角にそろえて保存します(全角の入力)。回答者に「半角で入力してください」とお願いする必要がなくなります。短文・長文は書いたとおりに残します。
回答者への自動返信メール
Google フォームで回答者に送れるのは回答のコピーで、文面は変えられません。LEXORA Forms は回答者のメールアドレスあてに、受付の控え(回答内容)を自動返信メールで送ります。無料プランは決まった文面で、差出人名はお店や教室の名前にでき、そのあとに「(LEXORA Forms)」が付きます。Light プランでは件名と本文を自由に書け、「〇〇様」のように回答の内容を差し込めます。回答者がこのメールに返信すると、あなたのアカウントのメールアドレスに届きます。
同じ人からの二重の申し込みを防ぐ
Google フォームの「回答を1回に制限する」は、回答者に Google アカウントでのログインを求めます。LEXORA Forms の重複の防止は、選んだ設問(メールアドレスなど)の値が同じ回答を2件目から受け付けない仕組みで、回答者のログインは要りません。受付設定で選ぶだけで、無料プランでも使えます。
送信の前に入力内容を確かめてもらう
Google フォームには、送信の前に入力内容を見直す画面がありません。LEXORA Forms では受付設定で送信前の確認画面をオンにすると、回答した人は入力した内容の一覧を確かめてから送信し、間違いに気づいたら「修正する」で入力に戻れます。無料プランでも使えます。
定員・締め切りで自動で受付を終える(Light プラン)
Google フォームの標準の機能では、受付の停止は手動です。LEXORA Forms の Light プランでは、定員(先着の人数)と締め切りの日時を決めておくと自動で受付を終え、受付終了の画面に出す文言も変えられます。送信のあとに自社のサイトや公式 LINE へ移動させることもできます(Light プラン)。
見た目と、無料プランの表示
色・フォント・角の丸み・上部のカバー(模様や写真)を選べます。回答画面はスマホで押しやすい大きさのボタンにしています。 なお無料プランでは、フォームの題名の下などに「Built with LEXORA Forms」の表示が入ります(Light プランで消せます)。
Google フォームと同じようにできること
- 回答ごとにGoogle スプレッドシートへ自動で追記できます(全プラン)。列は設問ごとに対応づけるので、あとから設問を並べ替えても列はずれません。
- 回答が届いたら、アカウントのメールアドレスにお知らせのメールが届きます。
- 回答の一覧・選択肢ごとの集計とグラフ・CSV のダウンロードがあります。CSV は Excel で文字化けしない「Shift-JIS」と「UTF-8」を選べます。
- URL を送るだけでなく、ホームページへの埋め込みや QR コードでも案内できます。回答する人の登録は要りません。
Google フォームのままのほうがよい場面
どちらが優れているかではなく、向いている場面が違います。次のような使い方なら、Google フォームのままのほうが合っています。
- 回答が毎月とても多く、無料のまま使いたい(LEXORA Forms の無料プランは月100件まで)
- 回答者からファイルや写真を受け取りたい
- 点数を付ける小テストを作りたい
- 回答によって別のセクションへ飛ばす、込み入った分岐がどうしても必要
反対に、お客様の住所を受け取る申込、受付の控えを送りたい予約や問い合わせ、先着順のイベントの受付では、乗り換えで手間が減る場面が多くあります。 まずはお問い合わせのような小さなフォームを1つ移して、使い勝手を確かめてみてください。
Google フォームの内容は2026年10月時点の当社調べです。「Light」と書いた機能は有料の Light プランで使えます。
この記事で使えるテンプレート
中身を見て、そのまま自分のフォームとして作れます(無料)。
- このテンプレートで作る
ビジネス
お問い合わせフォーム
ホームページに置くお問い合わせフォームのテンプレートです。問い合わせの種類で内容を分けて受け付けられ、個人事業主・店舗・中小企業でそのまま使えます。
設問 9中身を見る - このテンプレートで作る
イベント・セミナー
セミナー・イベント申込フォーム
セミナー・勉強会・説明会・イベントの参加申込フォームのテンプレートです。参加者の情報と参加方法(会場・オンライン)をまとめて受け付けられます。
設問 10中身を見る - このテンプレートで作る
イベント・セミナー
出欠確認フォーム
同窓会・保護者会・練習会・社内イベントなどの出欠をとるフォームのテンプレートです。出席の人には人数と懇親会の参加を、欠席の人には連絡事項を聞けます。
設問 6中身を見る
この記事に出てきた機能
- 16種類の設問短文・選択肢・日付・評価・住所など。選べる数の上限・下限も決められます。
- 答えに応じて設問を出し分け「はい」を選んだ人にだけ追加の質問を。
- 郵便番号から住所を自動入力都道府県・市区町村までが自動で埋まります。
- 全角で入力されても大丈夫電話番号・メールアドレス・郵便番号などを半角にそろえて保存します。
- 回答者への自動返信メール一部 Light受付の控えを回答者へ。返信はあなたに届きます。文面の編集と「〇〇様」の差し込みは Light。
- 新しい回答のお知らせ回答が届くたびに、回答の内容をあなたのメールへ。
- Google スプレッドシートに自動で追記回答が届くたびに1行ずつ。設問を並べ替えても列はずれません。
- 二重の申し込みを防ぐメールアドレスなどが同じ回答は、2件目を受け付けません。
- 送信前の確認画面「入力内容の確認」を出してから送信します。オン・オフはフォームごとに。
- 定員と締め切りで自動終了Light先着◯名、◯月◯日まで。受付が終わったら案内の文章に切り替わります。
- 送信後に外部のページへ移動Light決済ページや公式LINEの友だち追加へ、そのまま案内できます。
- URL で共有・サイトに埋め込むURL を配るだけ。自社サイトにはコードを貼るだけで埋め込めます。
- CSV のダウンロードExcel でそのまま開ける形(Shift_JIS)と UTF-8 から選べます。


